マッサージオイルは、エステティックサロンやスパなどで使用されているオイルです。そのため、自宅では手軽には使うことができないと思っている人もいるようです。しかし、マッサージオイルは生活に取り入れることができるので、愛用者が増えてきています。
ここでは、エッセンシャルオイルと手軽に混ぜて使用できるマッサージオイル5選と、肌質に合わせた正しい使い方を紹介します。
エッセンシャルオイル(精油)を溶かして作るマッサージオイルは、アロマの香りが人気です。ベースとなるオイルはキャリアオイルと呼ばれていて、なかでも人気のある種類は以下のようになります。
スクワレンは皮脂膜の成分であり、人体に欠かせない成分の一つです。人間だけでなく、サメ、オリーブオイルやベニバナオイルなどに含まれています。
特徴 | ベタつかず、さらりとした使用感で、保湿性・浸透性・酸化安定性に優れている。伸びも良い。 |
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起源 | 深海ザメ(学名:Centrophorus uyato,Deania calcea)の肝油 |
成分 | C30H62 |
香り | 見つかりませんでした。 |
内容量 | 1,000ml |
販売価格 | 5,000円 |
ホホバオイルは、カリフォルニアやメキシコなどの砂漠地帯に生息する「ホホバ」という多年草の実や種子から作られた天然オイルです。肌だけではなく、髪の手入れとしても愛用されています。ホホバオイルは、クリアホホバオイルとゴールデンホホバオイルの2つに大きく分かれます。
特徴 | 伸びがよく、さらりとした使用感。浸透性も高いワックスタイプのオイル。 |
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起源 | 南米原産の常緑樹ツゲ科のホホバの種子 |
成分 | ワックスエステル |
香り | 見つかりませんでした。 |
内容量 | 1,000ml |
販売価格 | 4,900円 |
ヘアケア商品としても注目を浴びています。乾燥肌、シワ対策、日焼け対策、エイジンケアなど広く利用されています。
特徴 | 伸びが非常によく、浸透性・酸化安定性に優れたオイル。 |
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起源 | オーストラリア原産のヤマモガシ科の常緑樹マカデミアのナッツ |
成分 | オレイン酸バルミトレイン酸 |
香り | 見つかりませんでした。 |
内容量 | 1,000ml |
販売価格 | 3,500円 |
敏感肌な人でもアレルギーを起こしにくいと言われています。肌質を選ばないことから多くの人に愛用されているオイルの一つです。 しかし、低価格で質が良くないスウィートアーモンドオイルの場合は、アロママッサージには不向きであるため注意が必要です。
特徴 | 伸びが非常によく、浸透性・酸化安定性に優れたオイル。肌触りがよく、アロマオイルとブレンドしやすい。 |
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起源 | バラ科のアーモンドの仁(種子) |
成分 | オレイン酸リノール酸 |
香り | 見つかりませんでした。 |
内容量 | 1,000ml |
販売価格 | 3,100円 |
食用として認識の高いオリーブオイルですが、マッサージオイルとしても使用することもできます。乾燥肌への保湿対策やクレンジング等、幅広い用途で使用することができます。
特徴 | 伸びが非常によく、酸化安定性・粘度に優れたオイル。食用ではなく肌用として精製。 |
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起源 | 地中海沿岸原産のモクセイ科の常緑樹オリーブの果実 |
成分 | オレイン酸 |
香り | 見つかりませんでした。 |
内容量 | 1,000ml |
販売価格 | 2,400円 |
保湿に優れたオイルを、肌質に合わせて賢く使うことがポイントです。
肌の水分を感じず保湿が足りないと感じた時などに、プラスで使うことがおすすめです。
化粧水前にオイルを利用することがポイントです。肌の表面に潤いを与えてくれます。
乾燥が気になる時、化粧水前にオイルを使用します。肌の表面を柔らかくなるため、化粧水が馴染みやすくなります。
オイルがしっかりと肌を保湿、乾燥を防ぐサポートになります。
化粧水とオイルを混ぜて使用することで、ベタつきが気になりません。
マッサージオイルは、決して特別なものではありません。マッサージオイルを使った美肌づくりは、同時にリラックス効果も得られるので、毎日の楽しみとして生活の中に取り入れてみましょう。
また、マッサージオイルは自分で作ることもできます。マッサージオイルの取り扱いに慣れたら、手作りに挑戦してみましょう。