余ったマッサージオイルの保存法は?意外な使い道を徹底解説!



マッサージオイルを購入する際に気になるのは、余ってしまった時の保存方法。開封後は、できるだけ早めに使い切ってしまいたいという人もいることでしょう。ここでは余ってしまったマッサージオイルの保存方法と、有効な活用法をお伝えします。





余ったマッサージオイルは保存できる?



余ったマッサージオイルは保存することができます。ただし、保存する場所や方法には注意が必要です。また、オイルの種類によっても注意すべき点は変わります。

正しい知識を身につけて、効率的なオイルの保存法・有効活用法を覚えておきましょう。




保存場所に注意



アロマオイルは高温多湿を避け、暗い場所で保存しましょう。天然のオイルが遮光瓶に入っているのは、日が当たると劣化するからです。暖房などの熱を発する機器の近くにも置かないようにしましょう。

常温であれば品質が劣化する心配はないため、冷蔵庫に入れる必要はありません。より安全に保存したいなら、収納ボックスを利用すると良いでしょう。おしゃれな瓶を眺めることはできなくなりますが、オイルの品質が保ちやすくなります。




オイルの種類によっても違いがある



オイルの種類によっても保存方法は変わります。キャリアオイル(植物油)は空気に触れると酸化するので、劣化しやすい傾向にあります。劣化の速度はアロマオイル(精油)と比べても顕著です。

キャリアオイルは開封後3カ月を目安に使い切るようにしましょう。特にアロマオイルとブレンドした場合は劣化が進むため、早めに使い切ってしまうことをおすすめします。より万全を期したい場合は、遮光容器に移し替えた上で冷暗所にて保存しましょう。

前述で、キャリアオイルは劣化しやすいというお話をしましたが、ホホバオイルは低温で固まる性質を持っています。常時、液状のオイルと比べると劣化しづらく、常温保存が可能です。あらかじめオイルの性質を調べておき、最適な方法をとるようにしましょう。




オイルが余ってしまった時の使い切り方



使わないオイルを処分してしまうのは、もったいないことです。ここでは余ったオイルの有効な活用法をご紹介します。




手づくり消臭剤がつくれる



アロマオイルの最大の特徴は、その香りの良さです。そのため、余ったオイルは消臭剤・芳香剤代わりに使うことができます。

オイルをそのまま置いてもよいですが、重曹を混ぜることで消臭効果が高まります。重曹がもとから持っている消臭力と、アロマオイルの香りが相互に働きかけ合い、最高の消臭芳香剤ができあがるのです。

作り方は簡単。小瓶に重曹を200mlほど入れ、そこにアロマオイルを数滴垂らすだけです。重曹とオイルの比率は、お好みで調整してみてください。重曹は100円ショップなどで購入可能です。この小瓶を玄関や下駄箱、トイレなどの匂いが気になる場所に置くだけで、いい香りを漂わせることができます。




バスルームを癒し空間に



アロマオイルは入浴剤にもなります。肩こり解消など、直接的な効果は見込めませんが、アロマの香りで満たされた癒し空間をつくることができるため、リラックスタイムを楽しむことができます。

使用方法としては、湯船にアロマオイルをほのかに香る程度まで垂らしてください。お湯とアロマは十分に混ざり合うようにして、バスルーム全体に香り広げましょう。アロマの香りが広がって、より一層リラックスできます。1度で多くの量を使うため、余ったオイルを使い切るのに適した使用方法のひとつです。




枕や布団に数滴落として快眠を誘う



アロマオイルは、快適な眠りを助けてくれる効果もあります。枕に数滴落とすと、いい香りに包まれながら眠りにつくことができます。質の良い睡眠をとることができるので、疲れが溜まりがちな方におすすめです。

ただし、オイルをつけすぎると香りがきつすぎて眠れないことが多く、枕にシミができてしまう場合もあります。使用する用量には注意しましょう。




オイルの特性を理解して計画的な購入を



余ったオイルは、正しい知識を身につければ保存することができます。また、使い切りたい場合には、さまざま用途での活用が可能です。自分だけの新しい使い方を探してみるのも楽しいものです。

まずはオイルの特性を理解し、計画的な購入を心がけましょう。マッサージオイルは生活のあらゆる局面で、あなたを癒してくれることでしょう。