■エステオイルの種類ごとの違い｜自分に合う選択をするためには

一口にエステオイルといっても、さまざまな種類があります。購入する際には香りや質感を考慮して自分に合ったオイルを見つけるのが大切です。オイルマッサージを行うにあたってエステオイルは必須アイテムといえます。自宅でのマッサージを行うにしても上手に活用していけば、美に関しての問題をクリアしやすくなるため、まずは種類ごとの違いを把握しましょう。

■エステオイルの種類による違い

エステオイルの種類による違いを把握すれば、セルフケアをするにあたって使い分けができるようにもなります。似たりよったりではあるものの、それぞれによる違いは明確にあるため、まず把握していきましょう。オリーブ油は古くから美容に使われており、オリーブの果肉から抽出します。独特の香りがあるとともに、粘性が強いのが特徴です。そして、保湿性の高さゆえに肌への浸透性が早く、肌をしっとりさせたい場合や揉み出しを行う場合に適しています。ホホバ油は植物油と見た目やテクスチャーが似ており、アロマトリートメントで使われることも少なくありません。酸化しにくい特徴が顔にも身体にも使いやすい理由となり、保湿性も高くて浸透性もよいです。すべての肌質に合うのも使い勝手がよい理由となります。
グレープシード油は滑らかな使い心地であるのが特徴です。エステオイルに慣れていない人も問題なく使えて汗やオイルのべたつきが気になる人も選択しやすいといえます。しかし、酸化するのが早いため、開けたらできるだけ早く使い切ることを意識しましょう。スイートアーモンド油はすべての肌質に合い、エステオイルを初めて使う人にとって扱いやすい種類となります。かゆみや炎症のある肌が悩みの人に適しており、顔や身体にも問題なく使えます。マカデミアナッツ油は皮膚への浸透性が高くて酸化もしにくいです。老化肌や乾燥肌の人に適しており、顔にも身体にも使えます。
このようにエステオイルにはさまざまな種類があるため、自分に合うかどうかを考慮しての選択をするのが肝心です。どういった肌質に適しているのかを考えるのはもちろん、含まれている成分からもたらす効果についても考慮していくべきです。

■精油をブレンドする場合の濃度について

エステオイルに精油をブレンドする場合の濃度は目的に合わせて変えていくのが大切です。顔に使う場合は濃度0.1〜0.5%にしましょう。身体に使う場合は濃度1％以下が望ましいといえます。ほとんどの多精油が1滴0.05mlとされており、1％以下の場合は2滴、0.5％の場合は1滴です。顔に使う前にまずは身体に使うのがよいでしょう。慣れてきてから顔のセルフケアに使ってみて、自分に合うかを考えるのがおすすめです。

■セルフケアの効果を高めるために

美に関しての問題を抱えている人にとって地道にセルフケアを行ってクリアしていくのは大切であるのはいうまでもありません。オイルを使うことによって体温が上昇してセルフケアの効果を高めることができます。また、香りを楽しみながら質感を実感できて楽しめるのも魅力的です。
セルフケアをするだけではなく、癒し効果もあるからこそ、継続して行っていけるといえるでしょう。自分の好みの香りのオイルを使ってのセルフケアはひとつの楽しみになるはずです。

■まとめ

エステオイルの種類ごとにはそれぞれ違いがあります。どの肌質に適しているのか、あるいはどういったセルフケアを行うのに使うのかといったことをかんがみての選択をしないといけません。また、精油をブレンドする場合の濃度についても頭に入れておいた方がよいでしょう。セルフケアを行うのは苦痛と思う人もいるものの、香りと質感を楽しみながら行うことでストレス発散になります。