【あかぎれとアロエの関係性】
アロエは怪我や火傷、あかぎれやしもやけなど「なんにでも効く」と昔から庭先に一鉢は置いてあった植物です。
あかぎれの原因は肌が乾燥してしまうことだと言われています。寒さで肌の保護成分である皮脂の分泌が少なくなったり、お湯を使うことにより肌の皮脂が過剰に奪われることで肌を保護するものが少なくなると、肌内部の水分が蒸発し乾燥しやすくなります。
その結果肌の一番外側にある角質層に亀裂が入ることによってあかぎれができてしまいます。アロエには炎症を抑える消炎作用や皮膚の組織を補修し細胞組織を引きしめる収れん作用や血行を増進させる効果もあるため、あかぎれの改善にも効果が見られます。
また化粧品などにも使われるように保湿成分でもあるため、あかぎれの保護、補修と共にあかぎれの根本的な改善策となる保湿までアロエ一つで効果があると言われています。
使い方は簡単で、アロエが自宅にある場合にはとげをとったアロエの汁を塗ります。刺激が強いと思う時には無理をせず直接あかぎれに塗るのはやめましょう。そのような時には刻んだアロエをお風呂に入れて入浴剤のように使用するアロエ風呂にすると、あかぎれだけでなく全身しっとりと保湿してくれます。自宅で栽培していれば、お金をかけずに簡単にあかぎれだけではなく全身の保湿ケアができてしまいます。
アロエを自宅で栽培していない時には、アロエ粉末やアロエエキス配合のクリームを利用すると良いでしょう。