【手荒れの治療のために病院に行く際の抑えておくべきポイント】

炊事洗濯などで手荒れが酷くなると、次第に皮膚に痛みを感じるようになります。特に冬場は乾燥するので、手指のケアは欠かせません。ましてアトピー性皮膚炎などの持病をお持ちの方は、その症状が強く現出することもあり、家事などやっていられない、とまで辛い思いをなさっている方も少なくありません。洗濯ものをたたむだけでも、乾燥した衣類に触れているだけで水分が失われてゆきます。食後の洗いものでも洗剤を使うので手荒れの原因となってしまいます。
病院へ行って軟膏などの処方を受けても、毎日のことなのでなかなか手荒れの回復までは至らない場合が多いのではないでしょうか。


病院でもらう薬でも、ステロイド剤が強すぎると手荒れのみならず、身体にも影響を及ぼしてしまうこともあります。一度薬が合わないからと言って病院を変えるのではなく、主治医に自分の皮膚の状態を把握してもらい、手荒れに対する処方の内容を加減してもらえるとよいと思います。
病院でも杓子定規に同じ薬を処方するわけではないので、前回の薬は効果がなかったとか、逆に皮膚が荒れてしまったとか正直に伝えましょう。薬の効能レベルも段階があるので、心ある病院ならば薬のレベルを調整してくれたり、手袋の使用などアドバイスをしてくれる医師もいます。

自分の皮膚科の掛かりつけ病院はここだ、と納得するにはやはり何度か通ってみる必要があります。それでも何の変更もないようであれば他の病院を頼りましょう。