【手荒れしやすい職業で気を付けるポイント:看護師編】
勤務している間はこまめに手洗いとアルコール消毒を反復している看護師の手は、ひどく荒れやすい状況に見舞われています。
万が一にも看護師に手荒れがあると、感染症をもたらす可能性があります。その影響で、看護師にとって手荒れは大変な悩みの種であり、日頃からハンドケアが求められます。
看護師の手荒れに対するハンドケアの手法としてまずハンドクリームの使用があげられます。
通常は一般のハンドクリームをたびたび塗ることで基本的な対応をしましょう。
冬のシーズンになると手洗いでお湯を利用し、暖房で乾燥しているので荒れやすくなります。この場合は手洗い後はワセリンたっぷりのハンドクリームをつけて保水、保湿していきます。そうすることにより指先にできる亀裂や吹き出物を防ぎます。
また皮膚への刺激を和らげることも非常に大切です。 手洗いの手段もポイントで、可能な限り石鹸を泡立て泡で思いやりを持って洗浄するようにすることで皮膚へのこすれを減少させ負荷をセーブすることができます。
水できちんと石鹸を流して、ペーパータオルで拭くときはきつくこすらず穏やかに拭いて、なるべく肌に対する擦れを小さくするように意欲的に取り組みます。知らず知らずにおこなっている手洗いを再検証してみることが良いでしょう。
やはり重要なことは看護師にとって手荒れになってからの処置ではなく、手荒れになる前からの日常的なケアです。適切な手洗い方法の継続や皮膚の保護対策、手入れなどについての見識を深めておくと、さらに予防効果が大きくなるでしょう。