【あかぎれ、傷に対する正しい対処法】
空気が乾燥し気温も下がってくる秋・冬の時期は、人間の肌はとても乾きやすくなります。肌の乾きがひどくなってくると、手足にあかぎれ・ばっくり割れなどになることがあります。あかぎれ・ばっくり割れは肌の表面に亀裂が入っているだけでなく、肌の奥の真皮にまで亀裂が入っている状態です。そのまま放置していれば、あかぎれ・ばっくり割れによりできた傷口からばい菌が入り感染する恐れがあります。
あかぎれ・ばっくり割れが起こってしまったら、日常的に保湿を心がけるようにしましょう。肌が乾燥していることが原因なので、保湿して潤いを肌に与えることが効果的です。保湿は症状が初期のうちでしたら、ハンドクリームで充分対応できます。日に一度だけハンドクリームを塗るのではなく、何度もこまめに塗り足すようにします。
乾燥する秋・冬の季節に日に一度だけでは足りません。何度もハンドクリームを重ね塗りして、肌から水分が逃げないようにします。
ただ、足のかかとの部分などは外では塗りにくいので、朝にたっぷりつけて夜に再度たっぷりと塗り綿の靴下を履いて寝て保湿効果を高めるなど工夫しましょう。
ハンドクリームを塗ってもあかぎれ・ばっくり割れが改善されないようでしたら、皮膚科を受診し相談しましょう。皮膚科で軟膏や塗り薬を処方してもらい、あかぎれ・ばっくり割れに塗って完治させることをおすすめします。市販のものが効かないようでしたら、ひどくならないために早めに医師に頼りましょう。