【夜にできる、あかぎれの対策】
あかぎれの原因は、乾燥で手の水分や油分が必要以上になくなってしまうためです。しっかりと保護し、保湿をすればあかぎれは治って行きますが、家事などを行う昼間はなかなか手を保湿のために休ませることは出来ません。
しかし、夜なら眠っているので手を使うこともなく、その時間であかぎれの補修ができます。あかぎれを治すには、夜にしっかりと保湿をすることです。
どれだけ油分や水分を与えても手の血行が良くなければ必要なものは補修が必要な場所に届いてくれません。また血行が良くなると手から皮脂の分泌が盛んになり、手の表面を保護してくれるようになります。
夜、入浴時にしっかりと手を温めます。その後、保湿力の高いハンドクリームやワセリンを手に塗り、手の内側からの水分の蒸発を防ぎます。その後ゴムの手袋をはめて眠ります。軽いあかぎれなら、この方法で一晩ほどあればきれいに治るという声もあります。
ポイントは、夜中にトイレに行かないように眠る前の水分を控えめにすることです。
夜にあかぎれ対策を行っても、日ごろの生活が変わらなければまたあかぎれは出来てしまいます。毎日の生活の中でもナイロンの手袋を使って過度に水分や油分がなくなることを防いだり、血行を良くする食べ物を積極的に摂取したり、ハンドクリームなどをこまめにつけるようにします。
症状が改善しなかったりあまりにも酷い場合には、皮膚科に行って診察を受けましょう。