【寝る前にできる、簡単なあかぎれ対策】
冬になると多くみられるあかぎれ。その多くは乾燥によって肌の皮脂と水分が過剰に失われてしまったことにより、肌の一番外側の角質層に亀裂が入ったことが原因だと言われています。冬場の乾燥した空気や水仕事の際にお湯を使う機会が多くなることがその理由の一つです。あかぎれの改善には、肌に必要な油分と水分をしっかりと与えることが重要なポイントとなります。
昼間は家事で手を使う機会が多いため、寝る前に簡単にできることであかぎれ対策を行うと良いでしょう。一番簡単なのは寝る前に手を温めて血行を良くしてから、保湿力の高いハンドクリームや肌の水分の蒸発を防ぐワセリンなどを塗り、その上から手袋をすることです。そのまま眠るだけでしっかりと保湿され、あかぎれの改善になります。ハンドクリームやワセリンを塗るときに一緒にマッサージも行うと、肌の血行がさらに良くなり、あかぎれの補修に必要な栄養素などが肌にしっかりと送られるようになります。また、寝る前に食事をしたりアルコールを飲むと、消化にエネルギーを使ったり睡眠が浅くなります。しっかりと睡眠をとることも体内に必要なエネルギーを送るために必要になります。あかぎれの補修をするためのエネルギーをしっかりと送るため、寝る前の飲食は控えるようにしましょう。
寝る前に簡単にできることで、あかぎれは改善、予防することが可能です。面倒くさいと思わずに、できることから対策を行って行きましょう。