【ハッカ脳について知っておきたいポイント】

ハッカ脳は、ハッカ油の主成分です。スッとするメントールの成分が結晶になっているものです。このハッカ脳は虫除けや虫刺されの際の痒みの改善、眠気覚まし、肩こりの改善、紅茶に入れてミントティーにしたり、暑い日にお風呂に入れるなど、様々な使い方ができます。
ハッカ脳の主成分であるメントールには高い抗菌効果があることが知られています。人間の虫除けの他にも家庭菜園の虫除けにも使うことができます。水には溶けづらく、アルコールに良く溶けます。ハッカ脳を無水エタノールなどで溶かすと虫除けや暑い日の冷感スプレーとして使うことができます。ハッカ脳をあまり多く入れすぎると刺激が強すぎるので、ハッカ脳を溶かしたエタノールを水で薄めるなどして濃度の調整を行いましょう。

ハッカ脳を使う際に気を付けるポイントは、飲み物などに多く入れすぎるのは危険です。少量でも刺激が強いため、パッケージに記載の目安量を守るようにしましょう。これはお風呂に入れるときも同様で、適量だと清涼感を感じることができますが、量が多すぎるとピリピリとした痛みを感じることもあります。さらに目に近づけすぎると痛みを感じます。誤って目に入れた際には病院へ行って診察を受けましょう。ハッカ脳の強い成分は水やアルコールで溶かしても強いままのため、虫よけスプレーや冷感スプレーを作るときには容器のプラスチックやゴムの部分が劣化してしまう可能性もあります。取り扱いには注意してください。