【冷え症とリウマチの関係性】
冷え症によってリウマチを引き起こすというわけではありませんが、冷え症による血管の萎縮などはリウマチを発症させる引き金となりえますので、冷え症を放置するのはよくありません。手足のしびれや関節の強張りといったものはリウマチの初期症状であることが多いですし、冷えてしまうことによって症状の進行が早まることが考えられます。
リウマチの治療では栄養をしっかり摂り、血行を良くして関節の動きをスムーズにするようなことが大切です。冷え症を改善するための対策と重なるところがありますので、冷え症の改善とリウマチの対策を同時に進めることができます。血行を良くする働きを持った栄養素と関節の動きをスムーズにするような栄養素を摂ることで吸収もよくなりますし、効果も高くなります。グルコサミンなら両方に良い効果が期待できます。グルコサミンは食事からは摂りにくい栄養素ですからサプリメントを利用すると良いです。
しっかりと体を温めて血行を促すには、毎日の入浴も大切です。冷え症を改善してリウマチ対策をするには、薬効のある入浴剤も効果的です。センキュウ、トウキ、カミツレ、チンピ、ケイヒ、ハッカ、ショウキョウなど、血流促進や保温・消炎・発汗・新陳代謝などを促してくれる効果が期待できるものが配合された入浴剤を活用することで、冷え症の改善はもちろん、リウマチ対策についても期待することができます。
冷えは知らない間に進んでいる場合もありますので、毎日の入浴で無理なく継続できる対策を行うとよいです。