【生薬で冷え症を予防するポイント】

つらい冷え症を少しでも楽にするために、生薬を利用しようと考えている人も多いのではないでしょうか。たくさんの種類がありますから、一見するとどれが冷え症に効果があるのかは当然ながら分かりません。実際に漢方としても、一つの生薬だけを使うのではなくて、複数の種類を配合して使ってより効果を高めているものが多いのです。幾つかの有名な商品でも、成分を見ているとたくさんの生薬が入っている事からも実感できるのでしょう。

漢方を選ぶ時には、冷え症に効果があるとされる生薬が使われているかどうかをチェックしていくのがポイントです。桂皮や紅花、丁子、生姜、地黄、芍薬やウコンなどが定番になります。漢方薬となると、成分だけではなくて各個人の体質も考慮した上で処方がされますが、自分ではどれが合うか分かり難いものです。漢方薬で冷え症の予防を考えているのであれば、これも薬になりますので医師や薬剤師に相談をした方が安心して活用できます。

また、生薬を配合して作られている漢方茶で毎日継続して体調を整えていくのもいいでしょう。普段のお茶を変えて飲み続けて冷え症を改善していくのです。漢方薬よりは飲みやすいものが多いので、まず手始めに生薬を利用したいと思うなら、こちらの方が利用しやすい場合もあります。ただし、生薬は既往症で薬を利用している場合や妊婦の方だと利用しない方がいいので、その点だけは事前に注意した上で冷え症改善に役立てて下さい。