【ワセリンのもつ保湿効果】

ワセリンは保湿効果が高く、モデルさんの間でも「これだけは手放せない」と言われるほどのアイテムです。

ワセリンは皮膚から水分が蒸発してしまうのを防いでくれる効果があります。健康な肌は毛穴から出る皮脂が外部の刺激から肌を守りつつ、内側の水分が蒸発するのを防いでいます。
しかし何らかの理由で皮脂の分泌が上手くいかなくなると、肌の水分が次々と蒸発してしまうのです。ワセリンは肌の水分の蒸発を防ぐことで肌を保湿してくれるのです。
また、ワセリンは赤ちゃんの肌荒れの処方薬になっているほど安全性が高く、しっかりと保湿してくれることが知られています。

ワセリンにはいくつか種類があり、日本で売られているポピュラーなものは白色ワセリンと、薄いクリーム色のものがあります。白色ワセリンの方が不純物を取り除いてありますが、保湿効果においてはどちらもあまり差がないと言われていますので、お好みで選ぶと良いでしょう。
ワセリンの保湿効果を十分に発揮するには、肌に水分がなければいけません。ワセリンはあくまで油分のため、顔の乾燥などに使う場合にはまずしっかりと水分を肌に浸透させてから、ワセリンで蓋をするように使うようにしましょう。

気になるのが副作用ですが、赤ちゃんに使われたりアトピー性皮膚炎などの人にも良く使用されています。ごくまれにかぶれてしまうことがあるようです。気になるようなら、精製度の高いワセリンを使用すると良いでしょう。